『種』

『種』のこだわり・・・「固定種・在来種」にこだわりました

国内に生産される野菜のうち、95%以上は「F1種、交配種・ハイブリッド」とよばれる種から栽培された野菜です。
これらの種は、ほとんどが「早収・増収・頑丈」など生産者のメリットを優先に品種改良されてきた種であり、遺伝子異常を利用して親とはまったく異なる形や性質の子しか残せないようにされた種です。また、農薬や化学肥料を使うことを前提とした品種改良であるため、種自体の生命力は高くありません。

対して、「固定種・在来種」と呼ばれる種は長い年月をかけて育つ土地や文化に適応しながら子孫をつないできた種です。
たとえば大根。大根の起源はヨーロッパから伝わったカブにあります。そのカブが長い年月をかけて土地や郷土文化に適応し大根となり、亀戸大根や聖護院大根といったその土地土地で一番美味しい似姿に変化していきました。その過程で、変化や生存競争に対応できず淘汰されていった品種も多いことでしょう。つまり、今ある在来種は自然が生んだ、今の環境に一番適した生命力あふれる種なのです。

医農野菜の会では、これら「固定種・在来種」の中から美味しく、栄養価ある種を選び栽培しています。
そして種を採り次代へとつなげております。
この種から育つ野菜こそが、食べることで健康に貢献できる野菜となるのです。

農作業で出られない時あります。恐れ入りますが、伝言メッセージをお願いいたします。 TEL 090-7635-4288(村上) 日中(9時~17時)

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